札幌から約50分。千歳から約50分の農業の町。

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町長コラム(2025)

1月

新年のご挨拶

 

新年明けましておめでとうございます。
 町民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、町政各般にわたり格別のご支援ご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
 令和6年を顧みますと、昨年1月の能登半島地震をはじめ、全国各地で地震、台風、豪雨などの自然災害が発生しました。犠牲になられた方々に哀悼の意をささげますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。本町では幸いにも自然災害による大きな被害はなく、4年ぶりの開催となった「なんぽろ冬まつり」や、町が主催し6年ぶりに実施した「なんぽろ盆踊り」など、各種事業・イベントへ多くの方が訪れ、交流を深める姿を見ることができました。
 子ども室内遊戯施設「はれっぱ」は5月で1周年を迎え、オープンから11月末現在までの来館者が33万人となり、町内外幅広い世代の方に憩いの場や室内の遊び場として親しまれる施設となりました。「はれっぱ」をはじめとした知名度向上を図る取り組みや、子育て世代の移住・定住施策の効果が、2年連続で日本人人口の増加率全国1位に繋がったものと考えております。
 基幹産業である農業では、天候に恵まれ、お米をはじめ例年に比べ良質な作物が多く収穫されました。豊穣の秋を迎えられたことは、生産者皆様の努力と情熱が実を結んだものと敬意を表するところです。
 商業関係では、大型スーパーの開業や個人経営の店舗が増加していることに期待と喜びを感じる一方、長年地域に愛されてきた老舗店舗の閉店は、本町にとって大きな損失であり、町民が集い、思い出を共有した大切な場所が失われたことに寂しさを感じている方が多いことと思います。地域を支えてこられたことに深く感謝申し上げるとともに、町として商店街・地域経済の活性化に努めてまいります。
 こうした状況の中、永年にわたり町行政に対し多大な功績を残された、名誉町民の小川松藏氏をはじめ、町政功労者など町の発展に寄与いただいた方々が多く逝去された年でもありました。改めまして、今までの功績に感謝を申し上げ、謹んで哀悼の意を表します。
 本年も南幌流通団地予約分譲の受付や、全館改修を終え今月17日リニューアルオープンする南幌温泉と周辺のキャンプ場整備、道央圏連絡道路江別・南幌間を繋ぐ中樹林道路開通など、町内を取り巻く環境が変化してまいります。2期目の重責を担い、これまでの4年間で培った経験を最大限活かし、「将来にわたり子ども達と笑顔で暮らせる町づくり」実現に向け、流れを止めることなく一つ一つ確実に施策を進めてまいります。
 また、近年の生活用品・食料品の価格高騰が、町民の生活に大きな影響を与えていることを受け、物価高騰対策及び経済対策として、1月中に一人あたり5千円分の生活応援チケットを配布いたします。
 今後も、町民皆様との信頼関係を基にした協働と、議員各位との議論を深め、効率的かつ計画的な行財政運営に努めてまいりますので、皆様におかれましては、町政発展のため、より一層のご支援、ご協力をお寄せいただきたいと存じます。
 結びに、新しい一年がご家族ともども、健康で幸多い年でありますことを心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

令和7年1月 南幌町長 大崎 貞二

1月6日(月)「仕事始め式」
仕事始め式で新年の始まりにあたり、職員に対して年頭の訓示を行いました。
1月6日(月)「南幌消防団出初式」
南幌消防団出初式に出席し、地域の安全を守るための決意を新たにし、防災活動の重要性を再確認しました。
1月10日(金)「新年交礼会」
新年交礼会が開催され、町公職者、団体の役職員など140名の皆様方と挨拶を交わしました。
1月12日(日) 「二十歳を祝う会」
南幌町二十歳を祝う会を南幌町農村環境改善センターで行われ、成人になる総勢54名にお祝いの言葉を送りました。
1月16日(木)「交通安全祈願式」
南幌町交通安全指導員会主催の交通安全祈願式に出席し、今年1年の交通安全を祈願しました

2月

2月1日~4日「姉妹町児童交流」
姉妹町の多良木町と児童交流が行われ、レセプション・スノーモービル体験・お別れ会に参加し、子どもたちの仲良く交流する姿を見ました。
2月8日(土)「冬期防災訓練」
冬の災害を想定した防災訓練を視察し、有事の際の行動について町民の方々とともに確認しました。
2月10日(月)「空知南西部地区指導農業士・農業士会通常総会」 
地区内農業の発展と地域社会の活性化に寄与している、空知南西部地区指導農業士・農業士会の通常総会に出席し、お祝いの言葉を述べました。
2月25日(火)「北海道善行賞(交通安全実践者)表彰状贈呈」 
南幌町交通安全指導員の千成 努さん、白倉 博幸さんが交通安全活動に対する北海道善行賞(交通安全実践者)を受賞され、北海道知事による表彰状を贈呈しました。交通安全のために尽力し交通事故防止と交通安全指導に長年にわたり取り組んでいる功績が認められ、今回の受賞となりました。