札幌から約50分。千歳から約50分の農業の町。

「南幌で髙橋」の醤油ラーメン

札幌の人気つけ麺、南幌でラーメン店
ほれ込んだ地元野菜と、こだわりの醤油豚骨スープ

なんぽろスポット#3

< ラーメン店「南幌で髙橋」 >

 濃厚魚介つけ麺店として人気を博している「麺屋髙橋」(札幌市)が、セカンドブランドとして2020年に南幌町内でオープンさせた「南幌で髙橋」。オーナーの髙橋明宏さんがこの店で仕掛けるのは、つけ麺ではなくラーメン。「南幌町は農業の町で、新鮮な野菜が豊富。『南幌町ならではのこと』をしたいと思って、新たなチャレンジを決めました」

南幌で髙橋の髙橋明宏オーナー
「南幌で髙橋」の髙橋明宏オーナー

南幌町産玉ねぎと長ネギに着目

 新転地を探していた当初、実は南幌町での新規ラーメン店は視野に入っていなかったそうです。つけ麺を提供する「麺屋髙橋」の移転先として、北広島市や長沼町などで、駐車場や建物が広い場所を調査。条件に合う物件となかなか巡り会えない中、「なんぽろ温泉」の裏側に位置する、現在の店舗物件に出会いました。

 「駐車場のスペースは十分だし、目の前には畑が広がっていて景観も抜群」。何よりも髙橋オーナーの心を鷲づかみにしたのは、新鮮な野菜が地元で生産されていること。「特に、玉ねぎと長ネギが印象的で、これらを使って麺屋髙橋では行っていないことをしてみたいと思いました」と髙橋オーナー。町内の農家から野菜を仕入れる交渉も進め、ラーメン店の出店に大きく舵を切っていきました。

 そして誕生したのが、オープン時に提供された「しょうゆらーめん」。醤油豚骨がベースのスープで、濃厚魚介豚骨が売りの「麺屋髙橋」のメニューとは一線を画した品でした。髙橋さんがほれ込んだ玉ねぎは、細かく刻んで軽く火を通しています。サラダ感覚で生玉ねぎを使うのが通例だそうですが、さっと炒めることで玉ねぎのほのかな甘みが引き出され、スープと絡んで食欲をそそります。

南幌素材を軸に、新メニューもアイデアに

 開店後、メニューは醤油ラーメンに加えて「辛いらーめんと「しおらーめん」が登場。玉ねぎや長ネギなど野菜や、髙橋オーナーが手がけるスープに合うラーメン開発を進めています。

 「今後も、南幌町の素材を活かしたメニューづくりをしていきたい」と意気込む髙橋オーナー。ショウガを生産している農家さんを知り、新しいアイデアが頭に広がってきているそうです。次は、どんなメニューでお客さんを喜ばせてくれるのか。楽しみです。

【店舗情報】
住所   北海道空知郡南幌町南11線西621-12
電話   090-2055-8272
営業時間 11:00〜14:00
定休日  水曜日