札幌から約50分。千歳から約50分の農業の町。

三重湖・氷上のワカサギ釣り

親子で熱中、氷上ワカサギ釣り
ボウズで撃沈だけど、次があるさ。

 体感なんぽろ #1

<三重湖>

札幌・國安ファミリー&三浦親子

 海もない、山もない。そんな南幌町ですが実は、ワカサギが釣れるのです。しかも、フィッシングスポットは2カ所もあります。「冬に親子で遊べる場所を探していた」という札幌在住の國安さんファミリーと、お友達の三浦さん親子。スポットの一つ「三重湖」で、ワカサギ釣りにチャレンジしました。
(もう一つは「なんぽろ親水公園」)

晴れわたった青空の三重湖、
恐るおそる氷を進む。

 國安・三浦親子が三重湖を訪れたのは、令和3年3月。冬釣り最終盤の時期。まだまだ結氷状態でしたが、真っ青に晴れ渡った空から照らされる太陽の光を浴びて、一行は恐るおそる氷の上を湖中央へ進んでいきます。

 場所を決めたら氷上釣り用のテントを設置、しましたが、この日は風もなく日差しも穏やかでしたのでテントの外で釣りをすることにいたしました。テントは子供たちの遊び場に変身です。

まず、國安さんファミリーが釣りの準備に着手。専用のドリルで氷に穴を開けていきます。この作業、単純に見えて、実は力が必要で結構大変です。ドリルを持つ手に、氷を突き破った感覚が伝わると、ドリルを引き抜きます。開いた穴を覗くと、氷の厚さは20センチほど。「この時期にしては意外に氷が厚めなので、ちょっと安心」と三浦さん。

 穴を開けた次は、釣具のセッティングをしていきます。両家とも、ワカサギ釣りは初めて。指に針をチクッと失敗しながらも用意を進めます。使うのは「サビキ」。糸に複数の針がついていて、撒き餌に引き寄せられたワカサギがパクッと食いつくはずの仕掛けです。針には餌となる「サシ」という小さな虫をつけていきます。

穂先の上下動でワカサギを誘う、
とはつゆ知らず。

 釣具の準備ができたら、釣りのスタート。撒き餌を穴から投入して、間髪入れずに糸を垂らす。オモリがしっかり沈んだことを確認すると、竿の穂先を上下させてみる。ワカサギが食いつく感覚がこないか手に神経を集中させます。

 後で調べて判明したのですが、この穂先を上下させることが重要。「餌の動きに誘われて、ワカサギが食いついてくる」と、釣りに詳しい友人に教えてもらったそうです。そうとはつゆ知らず、動きで魚が逃げないようにじっと耐えて待つ両ファミリー。「釣れるかなぁ〜」と穴をのぞいている子供たちが、愛らしいです。

 糸を垂らすこと3時間。子供たちは氷の上を駆け回ったり、テントの中でガサゴソ何かをしていたり、それはそれで楽しそう。だけど時折、うんともすんとも言わない氷上の穴をのぞいて、「釣れないね…」と無邪気な言葉が大人たちの心を刺します。

 湖が夕日に包まれ始めたところで断念。「釣れる反応がないのは少し寂しいけど、青い広い空と白い氷上。釣りをしながら子供たちと遊べるのは楽しい」と國安さん。三浦さんも「ボウズは残念だけど、子供に初めての体験をさせてあげられた。札幌からすぐ近くの場所で、自然を満喫できることもわかった。次は、もっと調べてチャレンジしたい」と来年のリベンジを誓っていました。「ワカサギ」がどのような魚かを見せてあげたいと思い、三浦さんは近くで釣っていた男性に相談。子供たちにワカサギを見せてもらいました。

 國安ファミリーは氷上で冷えた身体を温めるため、南幌町内の温泉宿泊施設「なんぽろ温泉ハート&ハート」に直行。その一泊二日の様子にも密着しました。(記事はコチラ