カレーで南幌町を宣伝！
大評判の旅するカレー屋さん。

なんぽろスポット#7

< spice curry COMODO >

　「カレーのCOMODO」と話題になれば、「美味しいよね～」「まだ食べてないの？絶対食べた方がいいよ」と絶賛の嵐。いざキッチンカーを訪ねると、ニコニコ笑顔のご夫婦が迎えてくれました。

　取材当日、その日は南幌町の畑の中にある珈琲焙煎所Little Fort Coffeeさんの駐車場にオープンしていました。お昼時を過ぎているというのに、買いにくる方が一人、また一人。中には苫小牧からいらっしゃった方も。「ただのカレー屋さんではないな？」と取材にも期待値が上がります。

　ご夫婦で作っているCOMODO。旦那さんは南幌町出身。奥さんは山口県出身です。旅行中に知り合い、その後共に人生を歩むことに。そして、仙台に住んでいる時、出会ったのが、スパイスカレーです。「衝撃的な美味しさで、自分たちでも作れるようになりたい！って家でも作るようになったんです」。うまくできた日は、お店に持っていって試食をしてもらい、アドバイスももらっていたそう。お二人の向上心の高さと行動力にびっくり。

　そうしてスパイスカレー作りに夢中になっていく２人。お店にも味を認めてもらえるくらいに。

　「うまく作れるようになってきて、お店とのコラボレーションする機会をいただきました。実際にお客さんに食べてもらって、美味しいと言ってもらえのが嬉しくて、カレー屋さんを開きたいって想いが強くなっていったんです」。そして、2年後。ついにその時が訪れます。

拠点を南幌町へ！
ここでスパイスカレー屋さんを開こう！

　スパイスカレー作りに必要な野菜や米。南幌町出身のご主人が、絶対に南幌町の野菜や米を使って作りたいという希望があり、帰郷を決めます。山口県出身の奥様に不安はなかったのかと聞くと、「元々自然いっぱいのところで暮らしたかったので、前向きな気持ちで一緒に帰ってきました。住んでみてもとってもいいところですよ！」。と、笑顔で答えてくださいました。

　いくらご主人が南幌町出身とはいえ、小さな町で、馴染みのないスパイスカレー屋さんを開くことに不安はなかったのでしょうか？「全然なかったです！北海道はルーカレーのお店ってなかなかないんですよね。スープカレーはたくさんあるんですけど。そして、僕がスープカレーも好きだけど、違うカレーを食べたいと思うこともあったんです。きっと僕と同じようにスープカレーじゃないカレーを求めている人がいるはずだ！と思っていたんです」。

　その狙い通り、南幌町ではあっという間に美味しいと噂が広がり、今ではパン屋さんとカレーパンを作ったりするほどに。

　農業の町南幌。縁が縁を結び、ほとんどの食材が南幌町産の時があるほど。「たまに、これ持っていきなー！って野菜をいただくこともあります。そういう時は贅沢に使わせてもらって、日替わりメニューを作ったりしますね」。とご主人。その日のカレーも、キャベツや玉ねぎ、お米にキクラゲなど、南幌町の恵がたっぷり詰め込まれていました。

移動式カレー屋さん。
各地にファンが急増中

【店舗情報】spice curry COMODO

住所　　　南幌町周辺地域にキッチンカーで出店します

ホームページ　https://www.comodo-curry.com/
Instagram　_spice.curry_comodo_