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稲わらペレットを利用した地域循環システムの構築に向けて

農業から排出するバイオマスの検討について

南幌町は、町の将来像を「緑豊かな田園文化のまち」とし、その実現へ向けて「資源循環型のライフス
タイルを育む環境づくり」を基本計画の施策のひとつに掲げ、「農業からの副産物である稲わらなどのバ
イオマス資源を有効活用し、化石燃料に代わる新エネルギーとして導入することで、二酸化炭素の削減
と地域循環型社会の形成を目指す。」こととしています。

南幌町地域新エネルギービジョンの策定について

南幌町のエネルギーの多様化を図り、地域環境の保全と循環型社会の実現を図ることを目的に策定
しました。その結果、農業系のバイオマスの導入の可能性が高いことが分かりました。
また、新エネルギー導入の基本方針として取り組む個別テーマを「農業振興プロジェクト」、「環境エネ
ルギープロジェクト」、「普及啓発プロジェクト」の3つのプロジェクトとして取りまとめました。

地域新エネルギービジョン策定等事業重点テーマに係る詳細ビジョン

農業プロジェクトに基づく、稲わら、もみ殻、麦わらなどのエネルギーへの利活用について詳細な検討
を行いました。その結果、稲わらを利用対象としました。

稲わらの利用可能量 7,368~12,927t/年

ペレットボイラーの導入について

2011年(平成23年)3月に、なんぽろ温泉ハート&ハートに、稲わらペレットを燃料とするペレットボイラーを導入しました。稲わらは、ケイ素が多く含まれていることから、焼却灰が固まる性質があります。そのため、木質ペレットと1:1の割合で混合して燃焼しています。

稲わらペレットを利用した地域循環システムについて

稲わらペレットを燃料とするペレットボイラーを導入するにあたっては、燃焼試験などを行い、燃料とし
て利用できることは分かっていたのですが、実際にペレットボイラーを運転することで、新たな課題が見
つかることも想定できます。そのため、ペレットボイラーを導入してから3年間(2011年度(平成23年度)から2013年度(平成25年度)まで)を、実証運営期間として取り組んできました。2014年(平成26年)3月には、その取り組みについて報告書として取りまとめました。

2014年度(平成26年度)からの取り組みについて

2011年度(平成23年度)から2013年度(平成25年度)までの実証運用の結果、1年間の稲わらの利用料が120ロール(約24t)という規模ですが、稲わらの収集体制がとれたこと、稲わらペレットを利用したペレットボイラーは実用に耐え得る熱量を確保できること、焼却灰は融雪剤として利用できることなどから、稲わらペレットを利用した地域循環システムを構築することができたと考えています。2014年度(平成26年度)からは、この取り組みを広げていくとともに、より良いものとするよう取り組んでいくこととしています。

視察の受け入れについて

農業から排出される副産物の処理などの課題を抱えている地域への課題解決の一助となるよう、稲わ
らペレットの利活用に関する情報の発信や、なんぽろ温泉ハート&ハートのペレットボイラーの見学や視
察の受け入れを行っています。また、視察に来られた方との連携も検討しています。視察を希望される
方は、まちづくり課企画情報グループまで電話で連絡の上、視察申込書に必要事項を記入して送付し
てください。

* ペレットボイラーを設置している、なんぽろ温泉ハート&ハートでは、食事、宿泊、日帰り入浴ができます。ご希望の方はご連絡ください。

【その他資料】

稲わらペレットを利用した地域循環システム取り組みの進捗状況